2008年12月18日木曜日
あの時ボクは若かった
10年前、生まれてすぐのボクとママや妹の前に、ある家族がやってきた。
ボクがいいとか、いろいろ言っていたが、その後2ヶ月経って、ボクは
ママと別れて、一台の車に乗せられた。
今となっては、この家族の一員になれたことは、幸せなことだったのだろうが
このときは、これから先どうなるのだろうとただただ不安で、シートの下の
足元のセマーイところにうずくまって震えていたことを思い出す。
ただ、車の細かな振動のようなものが、とても心地良かったので、ボクは
自動車というものが好きになった。
この写真は、ボクの数少ない、もっとも幼い頃のもので、まだ心細い目が
寂しさを訴えている。
ボクの名前は誰が決めたのかはもう忘れたが、どちらかというとクマ五郎
とか日本的な名のほうがよかったような顔で、自分でも恥ずかしい。
『ラッキーが来た』とその名のごとくこの家族を幸せに出来ているのか
はなはだ自信がない。
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2 件のコメント:
間違いなく家族の人生にLUCKを運んできた、天使みたいな存在すね。こんな写真があったなんて信じられない。本当に見違えるほど大きく育ったもんやね。
ラッキーは本当に天使だと思うなぁ。
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