2008年10月26日日曜日

復活の日~我が60代~


ボクも、というより我輩も、と言い直すべきだろうか。
自分でも信じられないことだが、人間暦で10歳を越した。
犬の世界では、60歳代となった。
生まれて間もないボクを迎えてくれた、兄弟たちは、みな
この家から巣立ち、ボクはあっという間に、彼らの年を追い越した。
自分では、以前のように、走り回れると思っているので
つい調子にのって動いたら、腰が立たなくなった。
お母さんは、ネットを調べつくし、ボクに、グルコサミンという
高い薬を買ってくれた。お父さんでも、そんな薬は飲まない。
申し訳ないことだが、おかげで近頃調子がいい。
ボクがいないと、父母とも、愛情の注ぎ場所がないようで
こんなボクでもそれなり、癒し犬の役目は果たしているようだ。
まあ、それに胡坐をかいているようなところもあるのだが。
今回は、特に父に、本当に心配をかけたようだ。一時は
ボクの老い具合に悲観し、ちょっとした欝にしてしまった
ようだ。兄や姉たちに会いたい。又ボール持って来い
で遊んで欲しい。このごろみんなと遊ぶ夢をよく見る。
いったい、いつ帰ってくるんだろうか。
寒くなってきた。

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